近年、少子高齢化の一層の進行や家族形態の変化、人々の価値観の多様化などを背景として、地域住民同士のつながりや助けあいの意識の希薄化による地域
コミュニティの変容等により、私たちを取り巻く環境は大きく変化 しています。
具体的な事象としては、
孤立死や引きこもり、自殺、ホームレス、家庭内での児童・高齢者及び障がいのある人等への虐待、DVの増加等の不安や課題が発生し、深刻な問題 が顕在化して
きて います 。
さらに、経済不況や雇用形態の多様化に伴う所得格差のひろがり等による生活困窮者対策、災害時の要支援者対策、高齢の親と無職の子どもの同居世帯が抱える
8050 問題、介護と育児に同時に直面するダブルケア等の新たな課題への対応も求められています 。
このような状況に対応するため、国では 様々な法改正や支援制度を進めていますが、
これらの課題は、“制度の狭間”と言われるように、公的なサービスや制度だけでは対応できない部分も少なくありません。
公的なサービスや制度だけでなく、自治会、地域団体、ボランティア団体、NPO等さまざまな組織が連携するとともに、地域社会が共通した目標を持ち、支えあいながら、地域でのつながりを強め、“我が事・丸ごと”の地域共生社会の実現に向けた地域づくりを連携して取り組んでいくことが必要となっています
。
昭和町社会福祉協議会においても、 このような背景を踏まえ、 地域のあらゆる住民が役割を持ち、支えあいながら、安心して
、いきいきと自分らしく活躍できる地域コミュニティを育成し、公的なサービスや制度と協働して助けあいながら暮らすことのできる“地域共生社会”の実現を目指した
「 昭和町 第3次地域福祉活動計画 」 を 令和2年3月に策定しました。
昭和町第3次地域福祉活動計画(PDF)
昭和町第3次地域福祉活動計画ダイジェスト版(PDF)