音楽療法教室 3月7日
午前10時~11時
総合会館 和室で開催したふれあい教室では「音楽療法」をおこないました。
本日の講師は、どちペインクリニック玉穂診療所から音楽療法士の小田切佳仁先生、テルミン奏者として活躍されている音楽療法士の渡邉加実先生(フリーランス)にご協力いただきました。
教室準備の為、いろいろな楽器が和室に運び込まれてきます。
見慣れない楽器もあって、始まる前から皆さんそわそわしていました。
お二人の先生が教室に登場したのは今回が初めて。
「今日は10歳若返って、帰っていただきます!」と小田切先生の魅力的な挨拶から始まりました。
先ずは、日本の伝統曲【富士の山】の歌詞を確認しながら唄います。2番も唄うのですが、なかなか歌詞が出てこない!
思い出そうとするこの瞬間は脳が刺激されています。
この時間が大切です。歌を楽しみながら脳を刺激する!
小田切先生がギターをかまえると、品の良いカラオケのように皆さん心地良く唄います。
軽い体操もします。
唄うだけではなくて、いろいろな楽器の紹介もありました。
実は、パーカッションの方が得意な先生。
ジャンベにカホンを軽快に演奏して聴かせてくれました。
小田切先生だけではなく、渡邉先生からも楽器の紹介がありました。
テルミン・・・。
テル? テルミ? 輝美? それは人の名前。
テルミンです!
ロシアの楽器だそうです。 皆さんご存知ですか?
渡邉先生は、テルミン奏者としても活躍されているんです。
とりあえず、テルミンの演奏を聴いてみます。
食い入るように見る!
そして、唸る!
「今日は来て良かった、いいもの見せてもらったよ」とポツリ。
まだまだ、引出しのある先生方。
渡邉先生のイントロクイズや小田切先生指揮で即席の合奏団など楽しい内容でいっぱいです。
見たことのない楽器で、聞いたことのない音を出しながら1曲を仕上げます。しかも短時間で。
指揮者(指導者)のわかりやすい合図と渡邉先生の鍵盤の音で、皆さんが素敵な演奏をすることができました。
楽しい時間はあっという間に過ぎて残り5分の時「次はいつくるで?」「もう、来んだけ?」の声が・・・。
ありがたいですね。
ふれあい教室は参加される皆さんの期待に応えられるような開催を目指します!